【プロの使命】「周りを見て」と言われた悔しさから。左利き刺繍作家が動画で伝えたいこと

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ほとんどの手仕事が「右利き用」の日本で、
刺繍を仕事として長年続ける中で、
多くの方から「左利きだとどうやって刺すんですか?」
と尋ねられます。
私の答えはいつも同じです。
「自分が最も美しく、無理なく刺せる方法を一から見つけました。」
しかし、この答えの裏には、学生時代からずっと抱えてきた、
ある悔しい経験があります。
***「左利きだから直接教えられない。周りの人のやり方を見て。」***
40年前、私は高校生。
家庭科の授業は、浴衣を反物から柄合わせをしながら、全て手縫いで仕上げる課題でした。
家庭科の教諭に、先ほどの言葉を言われた時の、戸惑いと、
誰にも相談できない孤独感は、今でも鮮明に覚えています😭。
ほとんどの手仕事が「右利き用」に設計された日本の中で、
私は独自の道を切り拓く必要に迫られました。
そして今、プロとして活動する中で、
その悔しさが**「左利きの方の参考になりたい」という使命感**に変わりました。
今回は、この経験から生まれた、私のYouTubeでの発信に対する思いをご紹介します。
1. 「常識の壁」を乗り越えて:私だけのステッチを見つけるまで
教本通りに進められない左利きは、
「鏡合わせ」のようにすべてを自分で変換しなければなりません。
A. 全てを「崩す」ことからのスタート
悔しさから、
私は「右利き用の常識」を一度すべて崩しました。
針の持ち方、布の回し方、糸の引き方、
すべてを自分の手の動きに合わせる必要がありました
(本当に手探りの数十年、今もです🌿)。
• プロの挑戦: 右利き用の教えに縛られることなく、独自の針運びのリズムを探求した結果、
私の作品には、他の誰とも違う**「私だけの時間と呼吸」**が宿りました。
B. 左利きだからこそ生まれた「独自の視点」
右利きの人が教えるリズムや角度に縛られなかったことで、
私は**「形式よりも、結果の美しさ」**を重視するようになりました。
• 哲学: 「これでいいんだ」という自己肯定感と、
形式にとらわれない自由な表現こそが、
私の刺繍の個性となっています。
この感覚を、今度は左利きの方々に伝えた
いのです。
2. 左利き動画に込めた「手を取りたい」という想い
私がYouTubeで左利き向けの刺繍動画を公開する理由は、
かつての私と同じように、
孤独を感じている方の「手助け」になりたいからです。
(小学校時代からの家庭科でも、左利きのお子さんも私と同じ思いをしているかも、、)
A. 「直接教えられない」をなくすために
「周りの人のやり方を見て」と言われた時代とは違います。
動画というツールを使えば、左利きの針運びを、そのまま視覚で伝えることができます。
• 動画の価値: 映像は、言葉では伝えにくい「手の
角度」、「布の回し方」といった、
左利き特有の細やかな動作を正確に
記録し、何度でも繰り返し学ぶこと
を可能にします。
B. 孤独を希望に変える「共感の場」
「自分だけが難しいわけではない」という共感は、
創作活動を続ける上で大きな力になります。
• YouTubeの役割: 私の動画が、左利きの方々に
とって
「ここなら私のやり方を理解して
くれる人がいる」
と感じられる、
孤独を希望に変える場になること
を願っています。
3. まとめ:左利きだからこそ伝えられること
左利きとして味わった悔しさは、
今、私にとって**「左利きの方々に光を当てる」**というプロの使命に変わりました。
私のYouTubeチャンネルには、
左利きの方々のための動画を公開しています。
かつて私が欲しかった「直接の教え」を、ぜひここで見つけてください😃。
刺繍や手仕事を、楽しみましょう!!!(私も一緒に😃)
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🌸 最後に:私の作品や制作活動にご興味がある方へ

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