【50代からの健康法】集中力アップ、認知症予防にも。「一針一針縫う時間」がもたらす心身へのメリット


私が刺し子をした台所用ふきん。5年くらい使い込んでいます。


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私たちは

「ただ趣味を楽しんでいる」だけではない。


ミシンが唸る音、針が布を貫く微かな音――。


刺繍やパッチワークに没頭している時間は、

日々の忙しさから解放され、無心になれる大切なひとときですよね。


実は、この「一針一針縫う時間」は、単なる趣味の範疇を超え、

私たちの心と体に驚くほど良い影響を与えていることが、科学的にも注目されています。


私も50代(後半)を迎え、健康や将来の不安がよぎる今だからこそ知りたい、

**「手先の仕事」**がもたらす具体的なメリットについてご紹介します。


ぜひ、あなたの毎日の「一針」が、どれほど価値ある時間かを再確認してください。



1. 脳の活性化:「手」は第二の脳である

指先には非常に多くの神経が集中しており、

手先を細かく動かすことは、直接的に脳の広範囲を刺激します。


A. 認知症予防への期待

刺繍やパッチワークは、常に**「次の一手」**を考える作業の連続です。


• 集中力の維持: 糸の色を選び、布地の目を数え、縫う場所を正確に判断する。

• プランニング(計画力): 作品全体のデザインや完成までの工程を頭の中で組み立てる。


これらの複雑な作業は、

脳の**「前頭前野(ぜんとうぜんや)」**を活発にし、

認知機能の維持・向上に役立つと期待されています。

楽しみながら、未来の自分への投資になっているのです。


B. 集中力と達成感の向上

集中して作業を終えた後の、

あの**「やり遂げた!」**という達成感は格別です。

この小さな成功体験の積み重ねが、自己肯定感を高め、

日々の生活にハリと充実感を与えてくれます。


2. 心の健康:「マインドフルネス」効果でストレスを軽減

デジタル環境から離れ、手を動かすアナログな時間は、

現代人にとって最高の「心の休息」になります。


A. ストレスホルモンの減少

規則的な針の運びや、縫い目を揃える動作は、

一種の反復運動です。


このリズム運動は、

脳内で**「セロトニン」**という別名「幸せホルモン」を分泌させ、

精神を安定させる作用があります。


まるで瞑想(マインドフルネス)のように、

**「今、ここ」**の作業に意識を集中させることで、

過去の悩みや未来の不安から解放され、深いリラックス効果が得られます。


布の感触、糸が滑る音、色と色の調和といった五感をフル活用する時間が、

心を安定させてくれます。


B. 「完璧主義」からの解放

手作りの作品は、多少の歪みや粗さがあっても、それが**「味」**になります。


完璧を求めすぎず、自分のペースで、

**「作品が生まれるプロセス」**を楽しむ姿勢が、

心の健康にも繋がります。


3. まとめ:手仕事は、50代からの最高のセルフケア

私たちは、知らず知らずのうちに、

趣味を通じて最高のセルフケアを行っていると言えます。

道具を準備し、布と向き合い、一針一針進める時間は、

脳を刺激し、心を穏やかに保つための極上の時間です。


今日の作業が、あなたの明日の集中力と健康に繋がっています。

ご自身を褒めてあげながら、これからも手仕事の時間を大切にしていきましょう。

(もちろん、私もです😊)



これも自作です。長年の愛用で糸が切れても、ヨレヨレでも、それが良い味わいです。



🌸 最後に:私の作品や制作活動にご興味がある方へ


YouTube(作品制作の様子)

https://www.youtube.com/@yumikosakuraembroidery2648

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