秋の刺繍 #3




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私は作品のほとんどを、手縫いで仕立てています。
作品は外見も大事ですが、
私が1番大事にしているのは、
ずっとご愛顧いただけるよう、丈夫に制作すること。
なので、外見から見えないところも、
多くの手仕事が散りばめられています。

今回紹介するのは、レースの部分です。
まず、レースがずれないよう、生地に線を引きます。
そして、レースを待ち針で止めます。
レースを生地に縫い付ける時は、
当然、同系色の糸を使用します。

縫い付ける方法は、下の画像からも分かるように、
細かく手縫いを行います。
もちろん、外見から、この縫い目は見えません。
でも、とても大事な手仕事だと思います。

この隠れた手仕事ひとつひとつが、
長年、この作品を使用してくださる
お客様に対する、私の思いです。

どうか、長い時間、
あなたとこの作品が過ごせますように。




 

 


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