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12月, 2025の投稿を表示しています

針音と私の人生:スローステッチが映し出す、一人の人間としての歩み

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[ Inteinational Visitors] Translation tools in web browsers like Google Chrome can automatically translation this page into your preferred language 私たちは長い年月、一人の人間として、それぞれの人生を歩んできました。 喜びも悲しみも、すべてを経験しながら積み重ねてきた時間は、 何にも代えがたい大切な財産です。 その歩みを静かに確かめ、自分自身を慈しむ場所。 それが私にとっての「スローステッチ」の時間です。 1. スローステッチという「静かな革命」 現代、世界中で「スローステッチ」が注目されています。 それは単なる刺繍の技法ではなく、 消費社会やスピードを重視する生き方に対する、静かな抵抗でもあります。 完璧な図案や、機械のような正確さを求める必要はありません。 大切なのは、布と糸を通じて、自分の内面にある「静寂」にアクセスすることです。 一針ずつ進めるそのリズムは、世界中の愛好家たちにとって、 心を整える瞑想(メディテーション)として愛されています。 人生という長い道のりを歩き続けてきた私たちにとって、 このように「いま、ここ」にある自分と向き合う時間は、何よりの贅沢です。 2. 五感を通じて取り戻す、生の実感 スローステッチの最大の魅力は、五感を通じて心に深い安らぎをもたらすことです。 布の肌触りと歴史   指先で布の肌触りを感じてみてください。 柔らかなリネンや、使い込まれたコットンの質感に触れるとき、 心の中にある不要な緊張がゆっくりと解けていきます。 布の一枚一枚には、それを作った人や使ってきた人の物語があります。 その歴史に自分の針跡を重ねることで、私の心と会話をしている自分に気が付きます。 糸が奏でる「針音(しんおん)」   静かな部屋で針を進めると、 糸が布を通り抜ける「シュッ」という小さな音が聞こえてきます。 この音は、今の自分だけが聞くことのできる、穏やかで誠実なリズムです。 この針音に耳を澄ませる時間は、外の世界の騒音を遮断し、 自分自身の鼓動に寄り添う時間でもあります。 3. 未完成という美学、歩みの記録 スローステッチには「正解」がありません。 不揃いなステッチや、重なり合った布...

冬の光を縫う。お転婆な監督と、あるがままの私。

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[ Inteinational Visitors] Translation tools in web browsers like Google Chrome can automatically translation this page into your preferred language 冬の朝、部屋の隅に溜まる静かな光を眺めていると、 ふと、これまでの長い旅路を振り返ることがあります。 キャリアを重ね、自立を求め、一人の女性として「城」を築いてきた年月。 背負っていた荷物をそっと下ろしてから5年余り。 50代半ばという今の季節を迎え、体の衰えも感じるようになりました。 それでも、「毎日を暮らす」ことができれば十分です。 今回、手元にあるのは、冬の空を映したような、深いくすみグレーの布。  そこをゆっくりと進んでいくのは、 レンガ色の落ち着きと、橙色の熱量を併せ持った綿刺繍糸。 この糸は、日本の老舗手芸店・越前屋さんの「マタルボン」です。  二十年も前に買い求め、今日まで大切に仕舞い込んできたもの。  私にとっては、刺し子糸よりも、このマタルボンのほうが、 民藝に近い「土の薫り」がするのです。  その素朴で柔らかな質感が、今の私の指先には一番しっくりと馴染みます。 二十年という月日を経て、ようやくこの糸に相応しい自分になれた。  そんな気がして、一針ごとに、古い自分を脱ぎ捨てていく。  あるがままの自分に戻り、この瞬間の音に耳を澄ませる。 しかし、そこには、深い静寂だけではなく、愛おしい賑やかさもあります。  刺繍する周りで、お転婆な「現場監督」愛猫メイプルが、ひょいっと机に飛び乗ってくる。 その奔放な姿に、思わず「cat monster !」[00:06:08] と呟いてしまう。  そんな、何気ない、けれどかけがえのない日常の断片。 この映像は、特別なメッセージを込めたものではありません。  ただ、同じように日々を歩み、ふと足を休めたいと感じている誰かへ、 ひっそりと差し出す手紙のようなものです。 ただ、静かなリズムに身を委ねる。 そんな時間を、皆さまと分かち合えたら。 https://youtu.be/PHHmgEbUALo?si=p1RcukKCShjTS7A7 愛用...

透明な布に灯る静けさ——オーガンジー刺繍と光の時間 Point de Beauvais / Organza work

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[ Inteinational Visitors] Translation tools in web browsers like Google Chrome can automatically translation this page into your preferred language はじめに – 透明な布と光のさざめき オーガンジーに針を落とすとき、 糸が布の上にそっと溶け込んでいく。 その静けさが好きで、 昨夜ふと手を動かしたくなり、 久しぶりにオーガンジー刺繍を。 今回の動画では、 Point de Beauvais(ボベ刺繍) の技法。 光を受けて静かに浮かび上がる幾何学模様に、 針を。 ▶ YouTube Shorts(動画はこちら) https://youtube.com/shorts/5T-IbtByvAE?si=AM9CYatPurXdKrhp 静かに灯る線の動き – 刺繍のプロセス 淡いグレートーンの糸は、 オーガンジーの透ける質感とぶつからず、 ただ“線”だけがそっと残る。 針が布をすべる音、 糸切りバサミのわずかな余韻—— その小さな音までが、一本の短い映画のよう。 幾何学模様に宿るリズム 今回の図案は、 パッチワーク用の定規で素早く描いた 幾何学。 均一な形が連続するだけで、不思議と心が落ち着く。 動画ではまだ途中段階。 あとは、 中心にビーズを添えて完成。 ビーズで灯る光が、 全体の静けさをより際立たせてくれるはず。 使用している道具 • ビーズクチュールニードル(クロバー) • Apollon 刺繍台 • DMC コットンパール刺繍糸(415番) • 糸切りバサミ(愛用品/クロバー)     https://amzn.to/4oO8hpN 道具はすべて、左利きの私が長い時間をかけて探し当てた “しっくりくる相棒” たちです。 おわりに – 光と影が織りなす時間 刺繍は“光だけ”では成立しなくて、 影があるからこそ線。 この小さな布の中で、 光と影が、 静かに息をする。 その瞬間を、 これからも映像として残していきたい。 🌸 最後に:私の作品や制作活動にご興味がある方へ ■ YouTube(制作風景) https://www.youtube.com/@yumikosakuraembroider...

【プロ使用の道具たち】私の手仕事のパートナー紹介

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  [ Inteinational Visitors] Translation tools in web browsers like Google Chrome can automatically translation this page into your preferred language 「どんな針を使っていますか?」 「糸切りバサミはどこのもの?」 今回は、 私が質問を受ける 刺繍とパッチワークの愛用道具について、 まとめてご紹介したいと思います。 3Dローズ刺繍(バリオンステッチ・キャストオンステッチ)や、 ゆっくり進めているパッチワークキルトなど、 どの作品づくりにも欠かせない「相棒」のような道具たちです。 サイドバー(ガジェット欄)に 「使用道具リスト」を常設しました このブログトップページ右側のサイドバー (ガジェット欄)に、 使用道具リストの専用ページを固定しました。↓ https://yumiko-sakura-embroidery.blogspot.com/p/blog-page_28.html Google Chromeをブラウザ使用して、 このブログを読んでいただければ、 英語などへ自動翻訳もできますので、 海外の方にも参考にしていただけると思います。 (Amazonアフェリエイトの収益は、メイプル監督🐈のケアに充てております、 よろしくお願いしますニャ) 【今回ご紹介する道具たち】 写真にも写っている、私のよく使う道具です。 刺繍針(数種類)、 ハサミ(数種類)、 オルファカッター、 チャコペン類、 指ぬき類、 刺繍台 ほか色々です。 どれも、左利きの私が試行錯誤して、 たどり着いた道具たちです。 道具なしでは、私の表現はできません。 この道具たちが、 私の作品づくりの時間を 静かに支えてくれています。 【私の手仕事について少しだけ】 私は、すべてのデザインをその場で決めながら 刺繍していく 「直感派」です。 なので、事前に図案も糸の色も決めていません。 皆さんから、かなり驚かれるのですが、 これが私のスタイルです。 パッチワークだけモチーフと色系統は決めています。 左利きなので、基本も全部自分で考えてきました。 刺繍は、独学です。 様々な本を見ても、 結局、自分の中でミラーリングをするの...